人気スーパーモデルが雑誌編集者を非難 授賞式で遅刻の常習犯として紹介されイラッ! 「もう1人の女性」と呼び反撃

 スーパーモデルのナオミ・キャンベルが授賞式のスピーチで、米ヴォーグ誌のアナ・ウィンター編集長を非難した。2日ニューヨークのハーレムで開催されたファッション・ロウのファッション・ショー&スタイル・アワードでファッション・アイコン賞を授与されたナオミは、ウィンターから遅刻の常習犯として紹介されたことに気分を害したようで、ウィンターを「もう1人の女性」と呼ぶかたちで反撃した。

 ニューヨーク・ポスト紙によると、ステージに上がったアナは、「私は時間に正確な人間ですが、今夜はよく遅刻する人を表彰する栄誉を得ました」と話し、観衆の笑いを誘ったという。

 そしてハーパーズバザー誌のサミラ・ナスル編集長がナオミを2度目に紹介、ナオミは賞を受け取ると、「私が今日ここにいることはとても重要なことで、ハーレムにいることを光栄に思います」「全てのことが、あるべきかたちで上手くゆくのです」と語り、ウィンターについて「もう1人の女性を選んだのは私ではありません」とした後、ナスルをジェスチャーで示し、「私はこっちのほうがずっといい」と続けた。この発言に観客は息を飲んだが、ナオミは自分が「いつも堂々と正直でいる 」ことから、正直である必要があると説明した。

 しかし、スピーチの後半でナオミは、駆け出しモデルの頃にウィンターからサポートを得たことを振り返り、「アナ・ウィンター、1987年から私のキャリアを支えてくれて、英版ヴォーグのオフィスで南ロンドン出身の若い黒人の女の子に出会い、チャンスを与えて撮影をさせてくれて、ありがとう」「そして、あなたの影響力と、ファッションを前進させるための継続的なサポートにも感謝します」と称賛の言葉を口にした。

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