人気俳優 何週間も口をきかなかった共演のイケメン俳優からストーキング

 俳優のジュード・ロウが新作映画『ジ・オーダー』の役になりきるため、共演者のニコラス・ホルトに1日付きまとったそうだ。

 白人至上主義者の暴徒を描いた同犯罪スリラー作でキャストに様々な任務を与えたジャスティン・カーゼル監督だが、その中にはネオナチ活動家ボブ・マシューズ役のニコラスに連邦捜査官テリー・ハスク役のジュードが平然と付きまとうことも含まれていたという。

 先週末のベネチア国際映画祭での記者会見でニコラスはこう明かしていた。「ジャスティンが課題をくれたんだけど、こんな準備は初めてだった。ジュードの課題が1日僕に付きまとうことだっていうのをここに来る船の中で知ったんだ。今知ったんだよ。彼は1日僕を尾行していたのに、そのことを自分は知らなかった」

 ちなみに2人は撮影現場で何週間も口をきかなかったそうで、「クルーは素晴らしい仕事をしたね。映画を通して僕らを別の場所においてくれた」と続けたニコラスは、隣にいるジュードを見ながらこう語ってもいた。「僕の車のバックミラーに君が映っていたのを覚えている。そして君を追った」「それを除けば僕が君と話したのは初めて交流するシーンさ。その瞬間に大きなエネルギーが生まれるようにね」

 そんな同新作はケヴィン・フリンとゲイリー・ゲルハルトによる1989年のノンフィクション『ザ・サイレント・ブラザーフッド』の映画化で1983年に太平洋岸北西部全域の地域社会を恐怖に陥れた暴力的な銀行強盗、偽造工作、装甲車強盗に関する一連のストーリーとなっている。

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