歌手のアデルが２億ドル（約２８７億円）に及ぶ公演の延長契約を断ったという。２０２２年からラスベガスのコロシアム・アット・シーザーズ・パレスで定期公演「ウィークエンズｗｉｔｈアデル」を開催、今年８月にはドイツのミュンヘンでも１０回の短期公演を行ったアデル、１１月にラスベガス公演が終了した後は長期の休みに入る予定となっている。

　そして今回ヨーロッパ、アジア、南米でのスタジアム公演や中国マカオでのカジノでの定期公演の高額オファーをアデルが断っていたとして、ある関係者がデイリー・メール紙にこう明かしている。「多くのオファーがありましたがアデルは子供と一緒にいたいため全て断ってきました」「中国の契約は何百万ドルのものでしたが、彼女は結局やりたいと思わなかった。自分の子供とボーイフレンド、そして自身を第一に考えています」

　現在アデルはスポーツエージェントのパートナー、リッチ・ポールと婚約中で、元夫サイモン・コネッキとの間に１０月に１２歳になる息子アンジェロ君がいる。

　８月３１日のミュンヘン公演最終日に休養の計画を告知したアデル、ドイツメディアＺＤＦにも新曲の予定はなく、他のクリエイティブなことをしたいと明かしていた。