マイケル・ジャクソンの兄、ティトさん死去 心臓発作?死因は公表されず
ジャクソン5(後にジャクソンズに改名)のメンバーとして知られたティト・ジャクソンさんが死去した。70歳だった。
ニューメキシコからオクラホマへの車の移動中に心臓発作を起こしたとされており、同グループの元マネージャー、スティーヴ・マニングがETに訃報を発表、死因は公表されていない。
今年はティト、マーロン、ジャッキーのジャクソン兄弟、そしてティトの息子タリルを交えて数回のコンサートを行った同グループ、ティトは今月10日のドイツ、ミュンヘンでのステージが最後となった。
マイケルさん、ジャネット・ジャクソンの兄でもあるティトは1960年代、70年代にかけて、ジャクソン5としてモータウンからレコードをリリースし名声を獲得、オリジナルのラインナップはジャッキー、ティト、マーロン、マイケル、ジャーメイン・ジャクソンで、『ABC』『小さな経験』『アイル・ビー・ゼア』といったヒット曲で知られている。
ティトはジャクソン5のメンバーとして1980年にハリウッド・ウォーク・オブ・フェイムに星を刻み、1997年にロックの殿堂入りを果たし、2003年にはブルースミュージシャンとしてソロ活動もスタート、数週間前には弟で15年前に急性プロポフォール中毒で50歳の若さで亡くなったマイケルの存在を未だに感じることがあるとして、「世間はマイケルに非情だった。理由はわからない。彼の死は大きな悲劇だった。単にミュージシャンやアーティストではなく、愛にあふれた人だったから。彼は与えることが大好きだった」と話していた。