話題の映画監督 自身のコミック映画最高作は『ウォッチメン』 「最もクリーンで満足のいく作品」
ザック・スナイダー監督は、自身のコミック映画の最高作は『ウォッチメン』と考えているという。『マン・オブ・スティール』『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』など同ジャンルの映画を多数手がけてきたスナイダー監督、パトリック・ウィルソンとジェフリー・ディーン・モーガンが主演した2009年作『ウォッチメン』を非常に誇りに思っているそうだ。
ComicBook.comの取材にスナイダー監督はこう語る。「まあ変だけど、2つの見方がある。もちろん『マン・オブ・スティール』『バットマンvsスーパーマン』『ジャスティス・リーグ』はそれ自体素晴らしい。古典的な意味でのコミック映画なのかは良くわからない。コミックブックのキャラクターだし皆がそう言うのもわかる。でもただコミックブックのキャラクターに関して自分が持っていたアイデアに基づいた作品なだけだったりする」「で自分にとっては『ウォッチメン』がコミックブックから映画化へのプロセス、映画への移行に伴う全ての事柄で最もクリーンで満足のいく映画化作品だったと思う」
DCスタジオでの時代を終え、自身のSFフランチャイズ「REBEL MOON」シリーズを手掛けるためネットフリックスに移籍したスナイダー監督、昨年12月に『REBEL MOON: パート1 炎の子』、その4か月後に『REBEL MOON: パート2 傷跡を刻む者』がそれぞれ公開されていた。
両作品は公開と同時に批判の嵐にさらされていたが、スナイダー監督はメトロ紙にこう語っている。「私の映画に対する反応は過剰になりがちなんだ」「『パート1 炎の子』にしてもそんなに物議を醸すような映画じゃないんだ。多くの人がクレイジーな反応を示しているけど、私は『理解できない!』って感じさ」「怒っているわけじゃなく、ただそういう作品だと思っている」