マライア・キャリーは、９０年代にレコーディングしたグランジアルバムのリリースを今でも望んでいるという。自身のルーツから離れ、路線変更したアルバムを１９９５年にレコーディングしたものの、日の目を見ていないことに今でも苛立ちを感じているという。

　ポッドキャスト番組『Ｌａｓ　Ｃｕｌｔｕｒｉｓｔａｓ』の中、ホストのマット・ロジャースからそのアルバムについて尋ねられた際、マライアは「そうでしょ？まだリリースしていないことにすごく怒ってるの。でもどこから出せばいいのかしら」と返答、マットからインディーズとしての発表を提案されると「それはありかも」と答えた。

　そしてその作品について、「良いアルバムなの。聴いてもらえる日が来るはず。本気でやってたの。ジョークでもあったけど。衰えない作品」と続けた。

　マライアは２０２０年にこのアルバムについて話した際、レコード会社の上層部からリリースを止められたことを明かしていた。