俳優リーアム・ニーソンが２０２５年にアクション映画から引退するという。２００８年のサスペンス・アクション映画『９６時間』に主演して以来、長年にわたりタフな役柄で知られてきたニーソンだが、説得力のあるパンチを繰り出せなくなる前にアクション作品から身を引きたいと考えているそうだ。

　リーアムはピープルに、こう語っている。「僕は７２歳だ。観客を騙すことはできない。（長年のスタント・コラボレーター、マーク・ヴァンセロウに）僕に代わってファイトシーンを戦ってもらいたくないんだ」

　そして、アクション映画引退の時期に関しては「来年末かな。それで終わりだ」とした。

　そんなリアムの次の作品は、レスリー・ニールセンが主演した『裸の銃（ガン）を持つ男』のリブート版となっているが、アクションからコメディへの移行が上手くゆくかどうかはわからないとして「僕がそれを演じられるかどうかは、正直なところ分からないよ」と心境を語っている。