歌手のビヨンセが、米大統領選でのカマラ・ハリス氏の支持を表明した。ビヨンセは２５日、テキサス州ヒューストンで行われたハリス氏の集会にデスティニーズ・チャイルド　時代の仲間であるケリー・ローランドと共に登場した。

　そこでケリーは「私たちは、女性が自分の身体について自分で決定する権利を否定するようなアメリカの物語を書こうとする人々からペンを奪い返そうとしている」と訴え、ビヨンセは「私はここにセレブとして立っているわけでも、政治家として立っているわけでもありません。子供たちが生きる世界を心配する母親としてここにいます。私たちが自分の体を自分でコントロールする自由を持っている世界、過去も現在も未来も分断されない世界です」として、中絶の権利の保護を訴えるハリス氏に投票するよう呼び掛けた。

　一方トランプ前大統領は「プロライフ（生命重視）」を標ぼう。オバマ元大統領夫人のミシェルさんは、トランプ氏当選のあかつきには、妊娠中絶禁止もあり得ると示唆している。