スラッシュメタル界の大御所、元マネージャーへの未払い金支払いに合意 約2億2000万円
メガデスのフロントマン、デイヴ・ムステインが、元マネージャーに約140万ドル(約2億2000万円)を支払うことに合意した。スラッシュメタル界の大御所メガデスのデイヴは、2014年からバンドのマネージメントを手掛けていた5Bアーティスト・マネージメントからコミッションの未払いを巡って訴えられていた。
ローリングストーン誌が入手した新たな裁判文書によると、同社の創設者コーリー・ブレナンは、昨年デイヴが理由もなく「不意に」契約を打ち切り、代わりに息子にマネージメントをさせたと指摘、40日程のツアーとマーチャンダイズからのコミッションを支払う義務があると主張していた。
ブレナンの弁護士は、デイヴがスリップノットやラム・オブ・ゴッドなどのマネージメントも手がける5Bの働きによりカムバックを果たせたとして、こう話している。「アドバイザーを解雇することで知られているがデイヴ・ムステインは、9年かけて彼の落ちぶれていたキャリアを復活させた後に5Bアーティスト・マネージメントを解雇しました」「5Bは、デイヴが初めてグラミー賞を受賞するためのキャンペーンや、2枚のヒット・アルバムのリリース、小さなクラブからアリーナや円形劇場へのツアーの拡大など、成功の手助けをしてきたにもかかわらず、デイヴは単にコミッションの支払いを拒否し、5Bに訴訟を起こさせたのです。5Bはアーティストを訴えなければならなかったことに不満ですが、デイヴが彼が支払うべき140万ドルのコミッションについての判決に合意したことに満足しています」
一方、デイヴは2023年10月に5Bを相手取り契約違反、信認義務違反、過失などで反訴を起こしていた。