世界的名優の主演ドラマ降板に現場全員がホッ 息子役俳優「一緒にいて楽しいわけじゃ無かった」
俳優のルーク・グライムス(40)にとってドラマ『イエローストーン』の撮影は、主演のケビン・コスナー(69)が降板したことでやりやすくなったそうだ。同シリーズでケビン演じるジョン・ダットン3世の息子ケイシー・ダットンを演じているルークは、最終シーズンでケビンのキャラクターが殺された後は、撮影現場での「葛藤」が減ったという。
ルークはエスクァイア誌にこう話す。「願わくば、皆にはタイミングが来たってわかってもらえたらと思う。ケビンがいなくなったことで、葛藤がなくなった部分もあるんだ。一緒にいて楽しいわけじゃなかった。名指しで批判するわけじゃないけど、実際これまでで一番楽に撮影ができたシーズンだった」
そして同ドラマが5シーズンで終わる時が来たとルークは続ける。「いいタイミングなんだ。何をするにも7年は長い。数カ月以上一つのキャラクターを演じ続けたことなんてなかった。すべては最高だったよ」「でも最終回のエピソードを読んで、もう終わりなんだなって。スピンオフの話はあるよ」「僕は参加すると思うけど、物語が終わったのにどうなっていくのかは不明だね。ケイシーはカウボーイになって、家族と幸せになりたい、もう人を殺したくないと思っている。今の時代に持続不可能な巨大牧場の存続も願っていない。彼は自分の小さな天国が欲しいんだ。単純なことさ」
ちなみに降板前にケビンは、同ドラマのクリエイター、テイラー・シェリダンとの間に意見の相違が生じ緊張関係にあったことが伝えられていた。