ドイツ出身人気俳優 臨死体験後ABBAを新解釈 命の危険感じたボート体験で人気ポップグループの歌詞理解
ドイツ出身人気俳優マイケル・ファスベンダーが臨死体験の後ABBAへの理解を深めたそうだ。スパイドラマ『ザ・エージェンシー』で主演を務めるマイケル、スウェーデンのポップグループABBAについて以前はそれほど好きでなかったものの、イビサ島への深夜の船旅で嵐に巻き込まれ、船にしがみつきながら『ダンシング・クイーン』の歌詞の意味をようやく理解したという。
『ザ・トゥナイト・ショーwithジミー・ファロン』でマイケルはこう語る。「僕にとってABBAはいまいちだった。それから場所はイビサ島に移り、というかフォルメンテーラ島からイビサ島まで船に乗った時のこと。遅めのランチを食べて、夜に帰ろうとしたら凄い嵐になったんだ。酷い荒れようだった」「テンダーボートでイビサに戻るメインのボートに向かったんだけど、その途中でボートが膨らみ始めた。ボートは沈没してそのことについて笑っていた」「メインボートに乗って出発したら、暴風雨が吹き荒れて皿やらあらゆる物が飛んできた。ボートに僕はしがみついて、そこにABBAが流れていた。僕はABBAをようやく理解することとなった」
ボートにしがみつき波に乗る真似をしながらマイケルは「『踊っていい/ジャイブしていい/人生を楽しんでいい』ってことさ」と続けた。
そして司会のジミー・ファロンが「ABBAがあればいつも安全だ」と冗談を飛ばすと、「もし今夜死ぬならこのサウンドトラックだ。確実に」とマイケルは答えていた。
そんなマイケルは以前、カラオケで歌うアーティストについて、グラツィア誌にこう話していた。「僕はいつもファルセットで歌う。声はバリトンだから僕のフランク・シナトラは悪くないよ。でもちょっと挑戦となると、マーヴィン・ゲイやリアーナもやる」「自分のリアーナは酷かったね。実際に彼女もその場にいてさ」