元プロスケートボーダーでパンクロックバンドボーカルが死去 死因は明らかにせず
パンクロックバンド「エイメン」のボーカル、ケイシー・カオスさんが死去した。59歳だった。所属レーベルのクレオパトラ・レコーズは、元クリスチャン・デスとスカムのメンバーでもあり、元プロスケートボーダーでもあったケイシーが21日に帰らぬ人となったことを発表したが、死因については明らかにしていない。
同レーベルは、こう声明を出している。「大きな悲しみと共にクレオパトラ・レコーズは、過去30年間で最もエキサイティングで個性的なパンク&メタル・パフォーマーの一人であり、グラミー賞を受賞した数少ない一人でもあるケイシー・カオスの死去を発表します」
またバンドのフェイスブックのページには、「過去5~6年間、エイメンには発表していないことがたくさんありました。ケイシーは皆さんのサポートを愛していましたし、感謝していました。未完成の制作途中の音源を共有するよりも、それが完成するまで待ちたいと常に思っていました」「私たちは、彼の天才的な才能とハートが世界とそれを評価する人々によって賞賛され経験される彼にふさわしい方法に思いを巡らせることになるでしょう」「ケイシーについてのポジティブな思い出があれば、この投稿で共有してください」と綴られている。
同レーベルのブライアン・ペレラ社長は、ケイシーと出会った当時の思い出をこう振り返っている。「1993年、アメリカン・リジョン・ホールでのクリスチャン・デスとの忘れられないライヴ・パフォーマンスで、ケイシーと仕事をする機会に恵まれた。親友のマット・グリーンと妻のイヴォンヌと一緒に会場に入ったことは、一生忘れられない経験だった。特に最前列中央で完全に夢中になっているニコラス・ケイジを目にしたことは」「ケイシーは単に並外れたミュージシャンだったわけではない。彼は真にそのライフスタイルを生き、呼吸していた」