『エース・ベンチュラ』俳優が死去 享年83歳 米陸軍に従軍後にドラマデビュー 数々の大作に出演
米俳優ジョン・カポダイスが死去した。83歳だった。1994年のコメディ映画『エース・ベンチュラ』やドラマ『ジェネラル・ホスピタル』への出演で知られるジョンが、昨年12月30日に帰らぬ人となった。
ニュージャージー州の葬儀会社がウェブサイトでジョンの訃報を伝えており、「献身的な夫であり、父親であり、祖父であり、彼に会うことができたすべての人が彼を惜しむだろう」と綴られている。死因は現在のところ明らかになっていない。
1941年12月にイリノイ州シカゴで生まれたジョンは、米陸軍に従軍した後、1970年代後半にドラマ『ライアンズ・ホープ』で俳優デビューを果たした。1994年のコメディ映画『エース・ベンチュラ』では、ジム・キャリー、ショーン・ヤング、コートニー・コックスらと共演、アグアド巡査部長を演じたほか、出演作には『スピード』『インデペンデンス・デイ』『エネミー・オブ・アメリカ』『ドアーズ』『裸の銃を持つ男 PART33 1/3 最後の侮辱』などがある。
またジョンはテレビの世界でも活躍し、『ジェネラル・ホスピタル』や『ジェシカおばさんの事件簿』『LAW ORDER』『ザ・ホワイトハウス』『となりのサインフェルド』といった人気ドラマに出演した。
最後の出演作品は2019年のギャング映画『コヨーテ,El』だった。