女性ラッパー暴行と傷害で訴えられる「精神的苦痛」与えたとして
女性ラッパーのニッキー・ミナージュ(42)が暴行と傷害で訴えられた。昨年の「ピンク・フライデー2」のツアーでツアーマネージャーを務めていたブランドン・ギャレットが、その期間中にニッキーから「精神的苦痛」を与えられたとしてロサンゼルス最高裁判所に訴状を提出した。
TMZとバラエティによればそこでは、昨年4月21日にデトロイトのリトル・シーザーズ・アリーナで行われたコンサートのバックステージで、警備主任からの指示でギャレットがニッキーの楽屋を訪れた際、ギャレットらおよそ8人のスタッフに対してニッキーが「自分が何をするべきなのか分かっていない人がいる」と不満を爆発させたとされており、職務内容を質問されたルーク・モンゴメリーという男性が、「楽屋の準備やプライベートジェットの手配」などのほか、処方薬の受け取りなどを仕事の内容に挙げていたため、ギャレットがニッキーの衣装替えなどで自分が忙しかった時にモンゴメリーに処方薬を取りに行ってもらったと説明したところ、ニッキーに激怒されたと記述されているという。
その際、ニッキーはギャレットを怒鳴りつけただけでなく、顔面の右側を叩きつけ、その勢いは「かぶっていた帽子が飛ぶほどだった」と説明されている。
さらに右手首も殴られたため、バスルームに数時間閉じこもっていたところ、次回のツアーからは職を外されるという内容の携帯メールが届いたというギャレットはデトロイト警察に苦情も申し立てたとしており、今回損害賠償を求めている。
ニッキー側はこれらの疑惑を否定、ニッキー側が「有利になるようなかたちで迅速に解決されると自信をもっています」とコメントしている。