俳優のライアン・レイノルズによると、女性は異なる基準を設定されているという。女優のブレイク・ライブリーと結婚しているライアンは、女性はショービジネス界と日常生活の両方で、成功するために強さを隠さなければならないと持論を展開した。

　７日に開催されたナショナル・ボード・オブ・レビュー賞授賞式で年間最優秀賞を『ウィキッド　ふたりの魔女』に授与したライアンはこう話していた。「『ウィキッド』はまさにウィキッドで、２人のパワフルな女性を中心にしている」「それは微妙で複雑な関係を検証するもので、２０年以上もの間、舞台を通して人々の心に響き続けている」「女性についての物語は異なる基準で扱われているように見えるよ。つまり女性が人生において求められている基準で語られることが多いというね」「完璧じゃなければいけない。強さは隠さなきゃいけない。姿を変えるか、好意を獲得するかしなくてはいけないんだ」

　一方ライアンの妻ブレイクは最近、『ふたりで終わらせる／ＩＴ　ＥＮＤＳ　ＷＩＴＨ　ＵＳ』の監督で共演者のジャスティン・バルドーニによるセクハラ行為を告発、ブレイクとジャスティンが所属している事務所ＷＭＥはジャスティンとの契約を打ち切る運びとなっていた。このことに関してジャスティン側はライアンとブレイクがジャスティンを降板させるよう事務所に圧力をかけたと主張したものの、ＷＭＥは事実でないと否定していた。