『ボロウド・タイム』が、第1回シネ国際映画祭（CIFF）でワールドプレミア上映される。1980年に40歳で銃弾に倒れたビートルズのメンバー、故ジョン・レノンの最後の10年間を追ったアラン・G・パーカー監督の新作ドキュメンタリー映画は、5月7日から10日までロンドンで開催される同映画祭の上映作品の１つとなっている。

　『ボロウド・タイム』は、アーカイブ映像や未公開インタビューを交えて、ミュージシャン、ジャーナリスト、そして親しい友人たちが、レノンの数々の有名な瞬間について語る内容となっている。

　ブラッド・ワトソン監督のサイコスリラー映画『サヴェージ・フラワーズ』のワールドプレミア上映で開幕するCIFFでは、タイラー・ニルソンとマイケル・シュワルツ監督の『ロス・フリキス』やジュリアン・テンプル監督の『ロンドン：ザ・モダン・バビロン』を含む計10本の長編映画が上映される。

　さらに、映画業界の関係者を招き、映画の資金調達からインディペンデント映画の未来まで、様々なテーマについて議論する特別パネルトークも多数予定されている。