河内家菊水丸、声を失うところだった
昨年12月に甲状腺乳頭がんの手術を受けた伝統河内音頭継承者、河内家菊水丸が5日、大阪市内で舞台「吉本百年物語 百年感謝これからもよろしく」の制作発表に登場した。
自身のがん手術が当初、声を失う「気管切開手術だった」と明かした。「甲状腺がんは進行が緩やかで。3月はこの公演に出て、最後の夏の盆踊りで歌い、9月に手術を受けて人様の前からフェードアウトしようと考えていた」と覚悟していたことを吐露。しかし「良い先生に巡り会って、切開手術することなくがんを全て除去できた」という。
菊水丸は1月7日に退院、2日に「吉本百年物語」の2月公演の千秋楽で、河内音頭を披露し、復活をアピールしていた。