ASKA脳疾患!チャゲアス復活延期
人気デュオ、CHAGE and ASKAのASKA(55)が一過性脳虚血症の疑いと診断され、8月末に開催予定だったチャゲアスとしては6年ぶりのライブを延期することを11日、公式ホームページで発表した。一過性脳虚血症は脳に行く血液の流れが一時的に悪くなる病で、放置すると脳梗塞になる可能性が高い。ASKAは今後、投薬治療をしながら自宅で静養するという。
待望のデュオ復活を前に、試練が訪れた。
関係者によればASKAは5月中旬、めまいや立ちくらみ、吐き気などを訴えたという。症状は一時的なもので治まったため本人は深刻にとらえなかったが、周囲の進言で都内の病院に行ったところ「一過性脳虚血症の疑い」と診断された。
09年以来、4年ぶりに活動再開するチャゲアスとしての、6年ぶりのライブ「スペシャルライブ2013 “On Your Mark”」(8月28、29、31日・国立代々木競技場第一体育館)を発表していただけに、ASKAはステージに立つことを強く希望。しかし、同病は放置すると脳梗塞を引き起こす確率が高いことから、関係者で慎重に協議し、最終的に延期を決定した。
2人はこの日、公式ホームページで「大変申し訳なく、またご心配をお掛けいたしますこと、心よりお詫(わ)び申し上げます」と、ファンに謝罪。「ASKA自身も万全な形でCHAGE and ASKAのコンサートが実現できるよう、治療に努めてまいります」と約束した。
1979年8月にデビューしたチャゲアスは、代々木でのライブから35周年イヤーをスタートさせ、新曲なども発売する予定だった。ASKAは1月のライブで「30周年をやっていないから、35周年は2人でケーキを食べるわけにはいかないだろう」と、復活を楽しみにしていた。