舌腫瘍の村治佳織が4週間ぶり報告
先月22日に舌腫瘍のため長期休養すると発表したクラシックギター奏者の村治佳織(35)が19日、公式ホームページに4週間ぶりにコメントを書き込んだ。
「皆様へ」と題した文章は以下の通り。
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「公式発表後、4週間が経ちました。発表直後から多くの皆様よりメッセージをいただき、感謝いたします。温かい励ましをいただいたり、ご自身の病のことや様々な情報をお伝えくださり、ありがとうございます。応援してくださっている方、以前お仕事をご一緒させていただいた方、旧友、本当に多くの方々がお心にかけてくださっているのだということを実感しています。前回、お伝えしました通り、体のことを第一に考えて生活しています。おかげさまで順調な経過を辿っています。コンサート、レコーディング、ラジオ等々、ギターを抱えての活動はお休みですが、休養前に取り組んだ活動が今後、皆様のお目に留まることがあると思いますので、このホームページで順次お伝えしていきます。皆様も暑い夏を乗り切り、豊かな日々をお送りください!」
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ちなみにホームページには18日付で、日本経済新聞電子版で連載したコラム「村治佳織のダイレクトメッセージ」が「ただ最高の音楽のために/ギタリスト村治佳織の人生航路」と題を改め、電子書籍として出版された旨の告知が掲載されている。
村治は舌腫瘍のため長期療養を要するとの診断を受けて、先月22日以降に開催を予定していたコンサートはすべて中止。レコーディングもキャンセルした。
当初の発表で、村治は「(長期休養は)今はじっくり体に休息の時間を与えることが、一番大事なことではないかとの思いに至ったからでございます」などとコメントしていた。