肺炎の桂米朝、9月下旬まで入院へ
肺炎を患い入院中の落語家・桂米朝(87)の病状に関して、長男の桂米團治(54)が31日、大阪市内で取材に応じ、現在は体調が安定しているが、定期検査も兼ねて9月下旬まで入院する見通しであることを明かした。
米朝は8月26日朝に高熱を発し嘔吐(おうと)を繰り返したため、兵庫県尼崎市内の病院に入院。肺炎と診断された。
この日、米團治は「普通にしています」と病室の米朝の様子について説明。発熱は突然だったといい、入院後に一度状態が落ち着いた後に再び微熱が出たこともあったが、現在は落ち着き、自分で痰(たん)を吐くこともできる状態だという。
現在は点滴治療を受けているが、週明けに再度医師の診断を受け、流動食になる見込みだという。また米團治は「定期検査も兼ねて、ほかのところも全部検査してもらうことになるので、(入院は)3週間から1カ月ぐらいになるのでは」と見通しを語った。
この日、米團治は大阪・生國魂神社で9月1日まで開催中の、恒例の上方落語協会のファン感謝イベント「第23回彦八まつり」に参加した。