片岡仁左衛門 11月に右肩手術
歌舞伎俳優の片岡孝太郎(45)が19日、都内で行われたシネマ歌舞伎「野田版 鼠小僧」の上映イベントに出演し、父の片岡仁左衛門(69)が11月に手術を受けることを明かした。仁左衛門は今月4日に右肩腱断裂のため11月以降の舞台を休演することを発表している。
孝太郎によれば、仁左衛門は数年前から右肩を痛めており、回復してはまた痛みがぶり返すという状態が続いていたという。「だましだましやってきていたんですが、お医者さまから止められました。父は痛みに強い人でしたので、(手術と)聞いたときには驚きました」と孝太郎。手術後はリハビリもあるが「同じ年代のほかの方よりは回復力は高いと聞いてますので」と、来年の早い時期での復帰を期待した。
この日は昨年亡くなった中村勘三郎さんと共演した「‐鼠小僧」が上映され、孝太郎は「今年出演した映画『終戦のエンペラー』も勘三郎さんに『こっち(舞台)はどうにかするから、あっち(映画)に行ってこい』と背中を押していただいたんです」と振り返った。