三津五郎復帰…4月の歌舞伎座公演から

 昨年9月にすい臓がん切除の手術を受けた歌舞伎俳優の坂東三津五郎(57)が4月に東京・歌舞伎座で上演される「鳳凰祭四月大歌舞伎」(2~26日)で復帰することが17日、分かった。松竹が発表したもので、三津五郎は昼の部「寿靭猿(ことぶきうつぼざる)」で猿曳寿太夫を演じる。

 三津五郎は術後の昨年10月2日に退院し、会見。その後、自宅で投薬治療などを続けていた。同12月29日には現在上演中の舞台「真田十勇士」のナレーション収録で仕事復帰していた。歌舞伎での復帰を前に2月16日には「第57回日本舞踊協会公演」に出演する。

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