林家木久扇 喉頭がんで休養発表
落語家・林家木久扇(76)が21日、初期の喉頭がんであることを公表し、放射線による治療を受けるため、休養を発表した。完治まで1カ月半と見込まれており、秋に復帰する予定という。
また、日本テレビは同日、木久扇がレギュラー出演する「笑点」について、代役をたてずに、「空席で復帰をお待ちいたします」と異例のコメントを発表した。
所属事務所からマスコミ各社にあてた直筆署名入りファクスで、木久扇は「私 林家木久扇は7月初旬から喉に違和感があり、声が出にくい状態でしたが、精密検査を受け、初期の喉頭がんとの診断を受けました」と公表した。
「幸い初期でありましたが、放射線治療による完治まで約1カ月半の予定であり」と説明。治療期間はすべての仕事を休み、治療に専念する意向を記した。
「復帰は秋の予定です」とも明かし、「より一層おもしろくなって皆様の前に帰ってまいりますので、それまでお休みをいただきたく思っております。何卒よろしくお願い申し上げます」と前向きにコメントしている。
なお、「笑点」では、7月27日の放送で、司会の桂歌丸が木久扇の病状発表と欠席について視聴者に伝える。木久扇は7月19日の収録から9月13日までの収録分を欠席することになり、オンエア分では7月27日から10月12日までがお休みとなる。