市村正親 復帰会見一問一答
初期の胃がん治療のため休養していた俳優の市村正親(65)が3日、都内で復帰会見を行った。
-手術は。
「約4時間、腹腔(ふくくう)鏡手術です。2週間で退院しました。怪物的な復帰の早さと言われています」
-術後、奥さまは。
「検査で問題ないという結果が出た時は妻の目に星が光りました。妻には色んな宝をいただきましたね」
-がんと分かった時は。
「告知はドラマみたいでしたね。妻は真っ青でした。お互い目を合わせて言葉は出ませんでした。でも、お医者さんを信じて『悪いところは切っちゃえばいいんだから』と」
-共演者には。
「『ミス・サイゴン』を降板して多大な迷惑をおかけしました。TBSのドラマ『おやじの背中』の最終回(14日放送)も三谷幸喜さんが脚本を書いてくださって楽しみにしてたんですが、残念です」
-やせましたか。
「4・5キロくらい減りました」
-食事は。
「満腹にならない程度を1日4~5回。家では全がゆですね。退院したばかりの頃はほとんど離乳食みたいでした」
-お酒は。
「今後は週に2回は休肝日を取るようにします。飲む量は減らしますが、やめたらダメでしょ、人生が」
-リハビリは。
「ホットヨガ、ジムでウエート、スクワット、ウオーキングなどです。10月には子供の運動会があるので走ろうと思ってます」
-早く舞台に立ちたくなった。
「帝国劇場がお客さまから集めてくださったメッセージが熱いものが多いんですよ。それでグッときました」