つんく♂ がん再発に「そんなバカな」
音楽プロデューサーで歌手のつんく♂(45)が17日、声帯にがんが再び見つかったことを明かした。
つんく♂は今年3月に「喉頭がん」であることを公表し、タレント活動を休止。9月には「完全寛解」を発表していたが、この日、所属事務所を通じ「皆様へご報告」と題する書面をマスコミに送付した。すでに手術を受け、現在は療養中で、「また元気になって戻って来ます」と復帰への強い意欲を示している。
つんく♂が、自身を再び襲ったがんを公表した。送付されたファクスの冒頭には、「先日、私の病気に関して『完全寛解しました』と発表させて頂きました矢先ですが、修正発表をさせて頂きます」という異例の一文が記されていた。
今年2月に早期の喉頭がんが見つかり手術。治療のかいもあり9月25日には症状が好転、または、ほぼ消失したことを意味する「完全寛解」の状態となったと発表したばかりだった。「寛解とも言われ安心していました」とつんく♂は書面で心境を吐露した。
衝撃の知らせを受けたのは、10月5日(日本時間6日)に自身がプロデュースする「モーニング娘。’14」のニューヨーク公演を見るため、初旬に家族とともに現地入りしたときだったという。
9月になっても喉の痛み、息苦しさ、声のかすれなどの自覚症状があったため、念のため、声帯の生体検査を受けてNYに旅立っていたが、日本から「がんがみつかった」と検査結果を知らされた。
「そんなバカな…」。ショックと信じられない思いが交錯する中、家族と現地に残って過ごす予定を切り上げ、公演を見た直後に帰国。すぐに検査、入院し手術を受けた。
手術は無事成功し、現在は入院療養中だが、体調などが回復したことから、自ら病気を公表した。「しばらく療養させていただきますが、また元気になって戻ってきますので待っていてくださいませ!」と力強く記し、ツイッターにも「僕は元気です」と、つんく♂らしい言葉で病に勝つ覚悟を明かした。