南果歩 乳がんだった
女優の南果歩(52)が17日、公式ブログで3月11日に乳がん切除の手術を受けたことを公表した。
それによると、夫で俳優の渡辺謙(56)の胃がん手術の際、病院に泊まり込み看病。合間を縫って自身も人間ドックを受診すると「精密検査の必要あり」と診断され、再検査でステージ1の乳がんが発見されたという。
南は「乳癌という現実を受け入れるのには時間が必要」「『命には限りがある』ということを身をもって知る機会にもなりました」などと心情を吐露。
渡辺の胃がん早期発見は自らの助言がきっかけだが「謙の命を救ったのではなく、私の方こそ謙の病から救われた命です。精神的に辛い局面も『果歩の全てを一生愛す』その言葉が支えになりました」と感謝した。
渡辺はこの日、ツイッターに「夫唱婦随、こんなこともあるんですね」と投稿。米ニューヨークで上演中の主演ミュージカル「王様と私」の辞退を考えたことも明かした。
南は今後、主演舞台「パーマ屋スミレ」(5月17日~6月5日、新国立劇場小劇場THE PIT)に向けて心身の回復に努める。