JOY 肺結核で3カ月入院後仕事消失
タレントのJOY(31)が9日深夜に放送されたテレビ東京系「ヨソで言わんとい亭~ココだけの話が聞けるマル秘料亭~」(木曜深夜0・12)に出演し、2010年に肺結核を患って3カ月間入院し、退院後に仕事復帰するも結果を出せず、芸能界から消えてしまう恐怖に襲われたことを告白した。スケジュールは真っ白だったという。
JOYは10年6月から咳が止まらなくなったことを明かした。内科を受診すると「風邪だろう」と診断され薬をもらって服用するも半年以上も咳が続き病院も7、8件行ったという。毎回「風邪」と診断され、耳鼻咽喉科では「上咽頭炎」と診断された。吐血、発熱、震え、吐き気が「すごかった。最後の方はインフルエンザの本当にひどい状態ぐらい」と振り返った。
「もう死ぬ」と思うほどのある日、病院に行くとそこで初めて「レントゲンと痰の検査をしませんか」と結核の検査を受けた。肺結核と判明し、「あとちょっと遅かったら死んでる可能性もありましたよ」と言われたという。
同番組に出演した木下博勝医師は「咳で病院に行くと風邪と診断する。僕もする。ただ2週間も咳が止まらないとなれば検査を始める」と指摘した。JOYはブレークしたころで多忙だったため、「昼に病院行けなかった」と明かした。そのため夜間の病院や救急外来に頼り、1つの病院で継続して受診することが不可能な状態だったことを説明した。
11年3月に隔離病棟に即入院となり、同年6月に退院し、復帰した。しかし、バラエティー番組などに出演しても「結果を出せないんです」と振り返った。面白いのは自分が面白いからではなく、周囲がいじってくれたおかげであることを認識した。「仕事がうまくいかなくなって。スケジュール真っ白。怖い。怖かったです。一発でいなくなる人も多い世界。自分もそのコースか」と思ったことを明かした。