ASKA無言も「お詫びの言葉」発表
ASKA被告は3日、保釈された後に、代理人を通じて書面で「お詫びの言葉」を発表した。
ASKA被告は文頭で「本日、裁判所に保釈を許可いただきました。この機会に、これまで私の音楽を聞いてくださったファンの皆さま、関係者の皆さまに、今回の事件でご迷惑とご心配をおかけしましたことについて心よりお詫び申し上げます」と謝罪した。
その上で、警察署前で待ち受けた報道陣やファンには一礼をしたのみで、一言も発することなく、用意した車に乗り込んだことに対し、「現在は裁判を待つ身でありますのでこの書面をもって私の気持ちを伝えさせていただきます」と、釈明した。
また「私は二度と同じあやまちをしないと決意しています。その決意をさらに強くしていくために、私は裁判まで医師の指導を受けます。そして自分に向き合いたいと思います」と宣言。ASKA被告は今後、病院に入院し、初公判の8月28日まで治療にあたるもようだ。
薬事犯においては、初犯では執行猶予が付く例が多いが、所持量の多さや常習性、反省がみられない場合には、実刑となる可能性もある。ASKA被告も裁判で執行猶予を勝ち取るため、薬物を断ち切る覚悟と反省を見せる必要性があり、今回の入院もそのアピールと思われる。