栩内被告の公判にASKAが証人出廷か
人気デュオ「CHAGE and ASKA」のASKA(本名・宮崎重明)被告(56)と共謀して覚せい剤を所持・使用したとして、覚せい剤取締法違反の罪に問われた元会社員・栩内(とちない)香澄美被告(37)の初公判が22日、東京地裁で行われた。
栩内被告の初公判で、検察側は「ASKA被告を証人申請する可能性がある」と明かした。栩内被告の弁護人は「宮崎(ASKA被告)は『一緒に使ったことはない』と主張しています」と、栩内被告の薬物使用を否定。だが、ASKA被告が検察側の取り調べに対して、栩内被告に関する別の供述をしているとも考えられ、検察側はASKA被告を証人として出廷させる方針のようだ。
今月3日に保釈されたASKA被告は、薬物治療のために千葉市内の病院に入院しているとみられ、8月28日に初公判を控える。ASKA被告は全面的に起訴内容を認める方針で、即日結審で9月にも判決が言い渡される見通し。栩内被告の次回公判は9月9日で、ASKA被告が証人出廷する場合、第3回公判以降とみられる。自身の裁判がスピード結審で判決が出たとしても、愛人の裁判のために、再び法廷へ戻ることになりそうだ。
また、都内にあるASKA被告の自宅ではこの日、家族の姿は確認されず。ASKA被告の代理人が取材に応じることもなかった。