ASKA被告初公判“のりピーシフト”

 28日に初公判を迎えるASKA被告
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 覚せい剤取締法違反(所持)容疑などで起訴された人気デュオ「CHAGE and ASKA」のASKA(本名・宮崎重明)被告(56)の初公判が、28日午後1時15分から東京地方裁判所で開かれる。地裁は、傍聴希望者が殺到することを予想して、午前9時30分から隣接する日比谷公園で整理券を配布する。09年に覚せい剤取締法違反に問われた女優・酒井法子(43)の裁判と同じ措置で、“のりピーシフト”を敷く。

 最初に逮捕された5月17日から3カ月半。薬物に汚されたASKA被告が、法廷で裁かれる日がやって来た。

 東京地裁は、傍聴希望者が多数集まることを予測。混乱を避けるために当初の予定時刻を大幅に繰り上げ、午前9時30分から日比谷公園で整理券を配布することを発表。09年10月26日に開かれた酒井の初公判と同様の措置がとられる。

 酒井のときは、芸能人の裁判としては過去最多の6615人が行列をつくり、330倍となる“プラチナチケット”となった。

 今回使用される地裁425号法廷は、酒井のときや、7月22日に開かれたASKA被告の愛人で、一緒に逮捕された栩内香澄美被告の初公判と同じ法廷。今回も傍聴券は約20枚と見られるだけに、のりピー並みの当選倍率も予想される。

 裁判では、ASKA被告が薬物に手を染めた時期、入手ルート、栩内被告との関係、すでに報じられた第2、第3の“共犯女性”の存在などが注目点となる。ASKA被告は、7月3日に保釈されて以来、千葉県内の医療センターに入院し、薬物を断ち切る治療を受けている。法廷でも起訴事実について全面的に認め、反省をアピールする方針。情状証人には、洋子夫人が出廷する可能性が高い。

 ASKA被告が自らの口で一体、何を語るのか、注目が集まる。

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