また盗撮…田代まさし氏を書類送検へ
元タレントの田代まさし氏(58)が、今月6日に、東京都世田谷区の東急二子玉川駅のホームで、女性のスカート内を持っていた携帯電話で撮影した疑いがあるとして、近く書類送検される方針が固まったことが10日、分かった。
目撃者からの通報で駆けつけた署員に、田代氏は盗撮を認めた。女性はその場から立ち去り、被害届は出ていない。警視庁玉川署は、東京都迷惑防止条例違反容疑で捜査し、田代氏に詳しく事情を聴いた上で、書類送検する方針という。
田代氏は2000年10月に、都内の駅構内で女性の下着を盗撮したとして、同条例違反容疑で書類送検され、同12月に東京簡易裁判所から罰金5万円の略式命令を受けた。この時の謝罪会見で「『耳にタコ』のシャレで『ミニにタコ』ができるというギャグの映像を撮ろうとしていた」と釈明し、話題となった。
01年12月には、男性宅の風呂をのぞいたとして現行犯逮捕されている。
田代氏は覚せい剤取締法違反罪などで3度有罪になり、計約7年間服役した。昨年7月の出所後、3月には都内で記者会見を開き「芸能界復帰は本意ではない」とコメント。
6月にはツイッターで、ラッツ&スター時代のリーダー、鈴木雅之のライブについて「いつの日かリーダーのステージに呼んでもらえるように努力は怠らないと改めて誓いました」とつづっていた。
現在は薬物依存者の更生施設「ダルク」でリハビリしながら、スタッフとして働いている。1日には、罪を犯した人たちの更生支援活動を紹介する法務省開催のイベントで講演し「生き方は変えられる」と話していた。