アグネス会見 殺害予告に「怖かった」
今月19日に、自身のツイッターに「メッタ刺しにして殺す」などと書き込まれた歌手のアグネス・チャン(60)が23日、羽田着の航空機で滞在先の米サンフランシスコから帰国し、報道陣の取材に対し、「怖かった」などと心境を語った。
アグネスは日本ユニセフ協会大使として、児童ポルノ根絶を訴えてきた。実は活動を始めた直後から、悪質な書き込みが毎日のようにあり、自身が法制化に向け動いた児童買春・児童ポルノ禁止法が今年7月に施行されて以降は、さらにエスカレートしたという。
書き込みは「児童ポルノを認めないと君のアグネス御殿は血まみれになりますよ」などとあり、現在、警視庁が脅迫容疑で捜査中だが、自宅に帰ることに「やっぱり不安。スタッフがいるから大丈夫だと思う」とショックを隠せない様子。今後警備など対策を施すが、犯人には「名乗り出て反省してほしい。たくさんの方が心配している」と訴えた。
またこの日、自身と同じ乳がんを公表した北斗晶(48)には「勇気を持って、前向きに立ち向かってほしい。長い闘病生活、みんなで励ましていきたい」とエールを送った。