野々村被告ドタキャンで兵庫県警も怒号
政務活動費をだまし取ったとして今年8月、詐欺などの罪で神戸地検から在宅起訴された“号泣県議”こと野々村竜太郎元兵庫県議(49)の初公判が24日、神戸地裁で開かれる予定だったが、本人が急きょ欠席してドタキャンし、開かれなかった。
その後、裁判長と代理人弁護士、検察側の3者が別室で協議。約40分後に終了し、代理人2人が姿を現した。報道各社から野々村被告の状態について質問が飛ぶと、代理人は「後で書面を出します」と答えた以外は無言。
約50人の報道関係者が取り囲み、「次回期日についてだけでも」と尋ねたが答えず。野々村被告については「法廷で話したことがすべてです」とした。
代理人と報道各社は混乱状態のまま約700メートル移動。警戒に当たっていた兵庫県警から「歩道に上がれ!一般人もおるんや!」などと怒号が飛んだ。