元キングオブコメディの今野浩喜（３７）が２６日、都内で開かれた出演舞台「カサネ」（３１日まで赤坂ＲＥＤ／ＴＨＥＡＴＥＲ）の記者発表会に、主演のＡＫＢ４８・高城亜樹（２４）らと出席した。

　相方の高橋健一被告（４４）が都内の高校に侵入して制服などを盗んだとして窃盗及び建造物侵入の容疑で逮捕・起訴され、コンビは解散。事件後初めて本格的に取材を受けた今野は、終始サバサバした表情で「ああなってから、俳優仕事しかしてないんで、自分は本当に何者なんだろうと…。喜劇役者だと思ってますね」と、笑みも浮かべつつ語った。

　事件については「本当にご迷惑をおかけしまして、その点は本当にすいませんでした」と謝罪。「全般に、色んな人に迷惑をかけた怒りはありますね、ずっと。今も、こんな話をする場じゃないと思いますので」と、周囲がかぶった迷惑に恐縮しきりだ。

　それでも報道陣が、ビートたけし（６９）からエールを送られたことを伝えると、「そこに関しては、言いづらいんですけど、すごくラッキーな感じ。北野映画に出させていただいて…それだけは（たけしに）伝えて」と“不謹慎”なジョークも。気持ちを切り替え、１人の芸能人としての活動にまい進する決意を示した。