熊崎コミッショナー「痛恨の極み」
巨人・高木京介投手(26)が野球賭博に関与した問題に関して、プロ野球の熊崎勝彦コミッショナー(74)が9日、都内で会見を行い、「返す返すも残念。痛恨の極みです」と悔しさをにじませた。
昨年10月の野球賭博問題では、常設した調査委員会による調査を指示した。ただ捜査権を持たない状況から「(事情聴取の求めに)協力が必ずしも得られないということは事実であります」という。
それでも、巨人の告発後に招集される今回の調査委員会でも「(関係者に)協力型の要請を強く求めていく考え」と、制限がある中で徹底調査を行うとした。
また昨年の問題発覚後に12球団が全選手、スタッフへの調査を実施したが、熊崎コミッショナーは再度の調査を12球団に指示した。