熊崎コミッショナー、巨人の告発書受理
巨人の高木京介投手(26)が野球賭博に関与した問題に関して、山岸均球団取締役連盟担当が10日、同投手に対する告発書をプロ野球の熊崎勝彦コミッショナー(74)に提出した。
この告発を受けて、熊崎コミッショナーは「直ちに調査委員会を招集し、今日から調査の本格稼働に入る」として、常設の調査委員会に調査を委嘱。さらに熊崎コミッショナーは「読売巨人軍はもとより、全球団について同じような有害行為がないかどうか、徹底的にあぶり出す覚悟を持って調査にあたりたい」とし、高木京の事案に限らず、広範囲にわたる調査を示唆した。
高木京の調査に関しては、賭博を仲介し、昨年の野球賭博問題で無期失格処分を受けた笠原将生元巨人投手、さらに昨年の調査で協力に応じなかった賭博常習者のB氏についても「本件の調査に協力していただけるように、働きかけをしていく」と話した。