清原被告「嫌なこと忘れるため使った」
東京地検は15日、覚せい剤取締法違反(使用)の罪で、元プロ野球選手の清原和博容疑者(48)を追起訴した。
捜査関係者によると、追起訴された清原被告は警視庁の調べに「嫌なことを忘れるために使った」との趣旨の供述をしている。起訴状によると、今年2月1日ごろ、東京都港区のホテルで覚せい剤を使用したとしている。同被告は所持容疑で2月2日に現行犯逮捕された後、同23日に使用容疑で再逮捕された。初公判は5月17日。
また、警視庁が清原被告に昨秋にも売ったとして、覚せい剤取締法違反(営利目的譲渡)の疑いで、密売人とみられる無職小林和之容疑者(45)=譲渡の罪で起訴=を12日に再逮捕していたことが判明。2人が群馬県や栃木県で売買を繰り返していたとみており、調べている。小林容疑者は一貫して否認している。