清原被告が入院した病院、物々しく
覚せい剤取締法違反(所持、使用)の罪で起訴された元プロ野球選手の清原和博被告(48)が17日午後6時52分、都内の警視庁本部から保釈された。保釈保証金は500万円で、現金で即日納付されたという。清原被告は保釈前、弁護士を通じ謝罪コメントを発表したが、窓を黒いシートで完全に目張りした車の後部座席に乗り込み、報道陣に姿を一切見せることなく千葉県内の病院に入った。初公判は5月17日に東京地裁で開かれる。
清原被告が入院した千葉県内の病院には、到着直後から報道陣約40人が集結した。入り口には警備員が3人立ち、物々しい雰囲気となった。
病院関係者は報道陣に応対し「ここは病院なので記者会見などは行いません。(入院しているかどうか)一切お答えできません。他の患者さんの迷惑になりますのでお引き取りください」と話した。
糖尿病治療に定評がある同病院には、1泊約5万円の「特別室」がある。約20畳の病室はトイレ、ユニットバス付きで、応接スペースに加え、入り口付近には警備室も設けられている。清原被告がこの部屋に滞在しているかは定かではないが、セキュリティーは万全と言えそうだ。