“新生KAT‐TUN”で新たな一歩へ
人気グループ、KAT‐TUNが13日、田中聖(27)の契約解除で4人体制になってから初めてテレビ出演し、騒動を謝罪するとともに今後の活動内容を報告した。
4人はメンバーの中丸雄一(30)が生出演した日本テレビ系「シューイチ」(日曜 前7・30)にVTR出演。11月27日にミニアルバム「楔‐kusabi‐」を発売し、12月30、31日に京セラドーム大阪でカウントダウンコンサートを行うことを発表した。また、年明けのファンイベント開催も示唆した。
番組中盤、4人は12日に急きょ撮影したVTRで出演した。先陣を切った中丸が「メンバーが1人脱退を致しました。急に混乱を与えてしまって申し訳なく思っております」とあらためて謝罪。副業などを理由に解雇となった田中に怒りも覚えたという中丸は、VTR後の生コメントでも「こうなる可能性があったと本人も分かっていたはず。何でリスクを冒してまでプライベートを優先したんだ」と、やりきれない思いを吐露した。
とはいえ、落ち込んでばかりもいられない。4人では初のライブとなる大阪での年越しライブは、グループ初の単独カウントダウンコンサート。予定では、11月27日発売のミニアルバムを中心にライブを構成する。
課題は山積みだ。これまで田中が担当していたラップを誰が埋めるのか。2010年の赤西仁(29)脱退時同様、パート再編など対応に追われる。中丸は「6人から5人なったときもそうですけど、そのメンバーの穴を埋めるのは無理。4人の長所をゆっくりみつけながらやっていきたい」と、最善の形を模索中であることも明かした。
また、ファンイベントについて、上田竜也(30)は「ライブとは違う形で触れ合えることを楽しみにしていただけたら」。4人になった“新生KAT‐TUN”は、年越しライブをきっかけに新たな一歩を踏み出す。