キンキキッズが映画声優に初挑戦
人気デュオ、KinKi Kidsが映画声優に初挑戦することが23日、分かった。F1で活躍した実在のレーサーを描いた壮大なヒューマンドラマ「ラッシュ/プライドと友情」(来年2月公開)の日本語吹き替え版で、堂本光一(34)が天才レーサーのジェームス・ハント(享年45)役、堂本剛(34)が秀才レーサーのニキ・ラウダ(64)役の声を、それぞれ担当する。
映画は1976年を舞台に実在のライバルレーサー2人の死闘と絆を描いた。製作サイドが今年結成20周年を迎えたKinKi Kidsの絆を作品に投影してほしいと白羽の矢を立てた。
私生活でフェラーリを所有するF1好きの光一は、プレーボーイで奔放だったハント役に、「スポーツマンとしては現代では考えられない人柄ですが、命を懸けてレースをする者だからこそ感じる人生を、F1の大ファンとして恥じることのないよう自分の声で表現したい」と意気込んだ。
事故から6週間で復活するラウダ役の剛は「F1の知識が少ない僕にも引き込まれていく映画」と感銘を受けていた。