キスマイ舞台、中居が“お忍び出演”
7人組アイドルグループKis‐My‐Ft2が15日、東京ドームでコンサートを開き、SMAPの中居正広(41)が“シークレット出演”した。
7人がレギュラー出演するフジ系番組「キスマイBUSAIKU!?」で共演し、スペシャルユニット「舞祭組(ぶさいく)」をプロデュースする中居は、ジャニーズJr.らに交じって、バックダンサーに専念。集まった5万5000人にほとんど気づかれることはなかった。
飛ぶ鳥を落とす勢いの後輩たちのために、こっそりゲスト出演した。中居は、オープニングを始め、約3時間のライブで散発的に6回登場。ジャニーズJr.150人との集団ダンスや、騎馬戦の馬のように玉森裕太(23)を担ぐなど、一度もスポットライトが当たらない中、ステージに立ち続けた。
20歳以上も年下のメンバーと比べて、明らかに緩慢な動きで、肩で息をする場面もあったが、最後まで種明かしされなかったため、7人に夢中のファン5万5000人は、その存在に気付かないまま?だった。
いたずら心いっぱいの応援だった。中居は10月に「‐BUSAIKU」にゲスト出演した際に、メンバーの千賀健永(22)、宮田俊哉(25)、横尾渉(27)、二階堂高嗣(23)の4人に、スペシャルユニット「舞祭組(ぶさいく)」を結成させ、12月13日発売のデビュー曲「棚からぼたもち」の作詞作曲やプロデュースも担当した。この日のライブで同曲をお披露目することから、人知れずサプライズ出演することで、舞祭組の船出をサポートしたようだ。
キスマイの7人は、偉大な先輩に支えられ、いつも以上に躍動した。13日に発売したばかりの最新シングル「SNOW DOMEの約束」を始め、33曲でファンを楽しませ、北山宏光(28)は「来年も止まらず突っ走り続けます」と約束した。