ジャニーズWEST 4月CDデビュー
関西ジャニーズJr.の4人がCDデビューすることが3日までに明らかになった。グループ名は「ジャニーズWEST」に正式決定し、桐山照史(24)、中間淳太(26)、重岡大毅(21)、小瀧望(17)で構成される。4月発売予定のデビューシングルは、2月に東京・日生劇場で行われるグループ初座長公演「なにわ侍 東京見参!!」(2月5~28日)で披露する十数曲を対象に、異例のファン投票で決定される。
関西発の新ユニットが新風を巻き起こす。
4月発売のデビューシングルは、ジャニーズでも異例となるファン投票で決定される。2月に行うグループ結成を記念した初座長公演は芝居と歌を織り交ぜ、デビュー曲候補となる10~13曲を披露する予定。「ええじゃないか」「ちゃうねん」など、コテコテの関西弁が入った曲名が多いという。
メンバーの桐山は「熱があるものを選んでもらって、ファンの方と一緒に育っていければ。ジャニーズの中のジャニーズとしてやっていきたい」と悲願のデビューに瞳を輝かせている。
デビュー発表はジャニー喜多川社長(82)のゴーサインで急きょ行われた。年末の「ジャニーズカウントダウンコンサート」の出演30分前に桐山が了解を取り付け、グループ名をボードに書いてサプライズ発表した。
レコード会社はジャニーズ・エンタテインメントに決定。当面は関西を拠点に活動していく。最年少の小瀧が「先輩のいいとこ取りのグループにしたい」と語れば、台北育ちで中国語もぺらぺらな中間は「9歳差と年の差もあるグループ。体当たりでやる。いろんな世代の方から支持を得たい」と気合。重岡は「ガツガツやっていきたい」と、芸人ばりに体を張ることも辞さない覚悟を見せた。
東京に比べ、露出度が高いとはいえない関西からのデビューとなるが、喜多川社長は、「しゃべり、笑いは関西。僕は好き。面白いんですよ」と太鼓判。第2、第3の関西ユニットデビューの可能性もありそうだ。