赤西仁 ジャニーズ事務所と契約解除
ジャニーズ事務所が、所属歌手の赤西仁(29)との契約を2月28日をもって解除したことが1日、分かった。
デイリースポーツの取材に対し、事務所は「契約満了に伴い再契約を行わないことを双方が合意した」としている。赤西は、突然の語学留学や“事後報告婚”による謹慎処分など、度重なるトラブルが問題視されてきた。
ジャニーズ事務所きっての“問題児”がついに事務所を離れることになった。
関係者の話を総合すると、昨年10月ごろから契約についてこじれたという。海外志向の強い赤西と、国内での活動を第一に考えた事務所との方向性の違いから契約終了に至った。赤西の奔放な振る舞いを個性として認めてきたが、“操作不能”なまでにエスカレートしたことも原因の一つとして考えられる。
赤西は06年3月にKAT‐TUNでCDデビューしたが、同10月に米へ語学留学のため、芸能活動を休止。07年に復帰後も、10年にソロ活動を発表するなど、突然の行動でメンバーやファンを驚かせてきた。
中でも問題視されたのが、12年に女優・黒木メイサ(25)との“事後報告婚”。全国ツアーが中止に追い込まれ、赤西は謹慎処分となった。昨年8月にソロ曲で再起を図ったものの、その後わずか半年でジャニーズを離れることになった。
音楽関係者によると、昨年11月から12月にかけて行なわれた赤西のライブDVDは予定通りに発売されるというが、今後の契約については「何もいえない」とした。赤西は今後、得意の英語を生かした音楽活動や米映画「47RONIN」に出演したように俳優業を続けるとみられる。
事務所は昨年9月に副業などの違反を理由に元KAT‐TUN田中聖(28)を解雇している。