４月にＣＤデビューするジャニーズＷＥＳＴの重岡大毅（２１）が日本テレビのドラマ「ＳＨＡＲＫ　～２ｎｄ　Ｓｅａｓｏｎ～」（４月１９日スタート、関東ローカル、土曜深夜０・５０）で連続ドラマ初出演初主演することが２７日、分かった。ロックバンドのベース役に挑む重岡は、関ジャニ∞・丸山隆平（３０）から譲り受けた楽器で猛特訓。おもろいイケメンから“ロックな重岡”に変身した姿を本紙に初公開した。

　関ジャニ∞以来１０年ぶりに関西からＣＤデビューする重岡が、頼れる先輩のアシストを受け大役に挑む。

　０６年入所以来、「夢でひとつの目標だった」という連ドラ初主演作は、今年１月クールに放送したバンドの成長を描いた青春群像劇「ＳＨＡＲＫ」の続編。重岡演じるベーシスト・入江朔（いりえ・さく）が所属するバンド「Ｃｌｏｕｄ　５」が、メジャーデビュー後に直面する数々の危機を乗り越え再生していく姿を描く。

　歌や踊りはお手の物だが、楽器は小学校で木琴をやっていた以外に「触ったことがない」という重岡。演奏シーンもあるため、関ジャニ∞のベース・丸山に相談したところ「ベース一式持ってきてくれはって、教えてくれはった」。“丸山イズム”を学び、手が硬くなるまでベースを弾き続けたことで、手応えを得たという。

　ロック度を高めるため、髪を巻きアイラインを入れるなどビジュアル面の変化にも挑戦。「見た目や雰囲気は今までにない“ロックな重岡”を見ていただきたい」と新境地開拓に胸を張る。

　日本テレビの植野浩之プロデューサーは、「彼は映像に映したときの画がとても強い。デビューが決まり、どんどん華も出てきて、タイミングだなと思った」と起用理由を説明。関西から芽吹いた才能がこの春、お茶の間で花開く。