人気グループ、Ｓｅｘｙ　Ｚｏｎｅが５日、東名阪コンサートツアーの横浜アリーナ公演３日目を迎え、グループをサポートする“弟分”ユニットの誕生を発表した。メンバーのマリウス葉（１４）率いる３人組「Ｓｅｘｙ　Ｂｏｙｚ」と、同じく松島聡（１６）率いる３人組「Ｓｅｘｙ　松（ショウ）。セクゾン率いる“セクシーファミリー”は、世界に“セクシー帝国”を築き上げる拡大路線をブチ上げた。

　中盤のサプライズ発表に、１万７０００人が悲鳴を上げた。

　「Ｓｅｘｙ　Ｂｏｙｚ」はマリウス、ジャニーズＪｒ．の岩橋玄樹（１７）と神宮寺勇太（１６）。「Ｓｅｘｙ　松（ショウ）」は松島、ジャニーズＪｒ．の松倉海斗（１６）と松田元太（１５）。２組は弟分ユニットとしてＳｅｘｙ　Ｚｏｎｅをバックアップしていく。

　個々でも活動する。今夏、東京・ＥＸシアター六本木で２組による単独公演を開催することも報告した松島は「３人とも名字に松がつくということで、セクシーショウ」。マリウスは「かっこいい、かわいい、インターナショナル系でがんばります。（夏公演は）２組が対決。熱いショーになる」と語った。

　昨年末、紅白歌合戦初出場を果たした勢いそのままに“セクシー元年”の幕を開ける。セクシーファミリー計画はジュニアやセクシーガール（ファン）拡大を狙うもの。中島健人（２０）は「セクシー時代に近づいてきた。年号になる勢い」。菊池風磨（１９）も「世界中のみんながセクシーファミリーになれば」と“セクシー帝国”建国を熱望した。

　ジャニー喜多川社長（８２）は「セクシーファミリーという屋根があって、Ｓｅｘｙ　Ｚｏｎｅがキング。その下にボーイズらがいる。みんな包み込んでやっていく」と説明。２組のＣＤデビューについては「まだ自信はない。本人たち次第」と、成長に期待した。