脱退の森且行 SMAPに感謝の手紙
1996年にSMAPを脱退したオートレーサーの森且行が27日、フジテレビ系「SMAP×FNS 27時間テレビ」を通じて、メンバーに手紙でメッセージを送った。森は脱退を申し入れた時、「あのとき、あんな無茶なことを言ったのに、受け入れて暖かく送り出してくれて、みんなに感謝しています」とメンバーへのあふれる思いをつづった。リーダーの中居正広らメンバーは森の手紙に号泣した。
森は番組に「SMAPのみんなへ」という書き出しの直筆の手紙を寄せた。メンバー1人1人への思いをつづり、リーダーの中居正広に、「辞めると決めてからずっと心配してくれてずっと面倒見てくれて。ありがとう。記者会見にも出てくれて、辞める最後の最後までリーダーとして面倒見てくれてありがとう」と感謝の思いを伝えた。
森の手紙をイヤホンで聴きながらお台場のフジテレビ本社に向かっていた中居は号泣。香取慎吾、草なぎ剛らメンバーも涙をこらえきれなかった。手紙は「SMAP最高。」という言葉で締めくくられていた。
森は96年、「子供のころからあこがれていたオートレーサーになりたい」とSMAPを脱退した。森の脱退について、中居はこの日の番組内で「寂しかった。寂しくて、寂しくて、寂しいという気持ちしかありませんでした」と打ち明けていた。
また番組では、森がオートレースの養成所に入所する前夜の96年5月31日に森の自宅に稲垣吾郎以外のメンバー4人が集まり、森の頭にバリカンを入れ、丸刈りにしたことも明らかになった。稲垣は中居が招集をかけた時、外で飲んでおり、来なかったという。
SMAPは09年1月、G1初制覇した森に、テレビ朝日系「SmaSTATION!! presents SMAP がんばりますっ!!」の中で、「おめでとう!!」と祝福のメッセージを送っていた。