舞祭組 本人役でドラマ初主演
Kis-My-Ft2の派生ユニット「舞祭組」が、日本テレビ「平成舞祭組男(へいせい ぶさいく サラリーマン)」(関東ローカル。18日スタート、土曜深夜0・50)でドラマ初主演することが5日、分かった。本人役で出演する4人は、出世街道とは無縁な“ブサイクサラリーマン”を熱演。社会人なら誰もが「あるある」とうなずく悲哀に満ちたリアルな日常を描いていく。
自虐的でキャッチーな楽曲&踊りが人気となった異色のアイドル・舞祭組が、初めてドラマ主演という大役をつかんだ。
熱血社員を演じるメンバーの二階堂高嗣(24)は「マネジャーさんから『話がある』と4人で呼ばれて、正直『舞祭組はもう終わりだよ』という話かと思った。ドラマ主演の話でとてもうれしかった」と、予想外の“出世話”だったことを喜んだ。
ドラマは、パクパク製菓西東京支社のオフィスを舞台に、仕事ができない、空気が読めないサラリーマン4人(舞祭組)が、リストラの危機にさらされながら、困難に立ち向かう姿を描く。
脚本は、「35歳の高校生」(日本テレビ)や「ルーズヴェルト・ゲーム」(TBS)といった人気ドラマを手掛けた脚本家・山浦雅大氏と、お笑いトリオ・東京03がコラボした。コメディー、ラブストーリーにダンスも加わる新感覚エンターテインメントドラマに仕上がっている。
4人全員がドラマ初主演。女性に厳しく男性に甘い社員役の千賀健永(23)は「初のドラマ主演を4人でできるのが舞祭組らしい」と笑顔。空気が読めない男を演じる宮田俊哉(26)は「あまりにも自分すぎて演じるのが難しい」と語れば、3人より先輩だが仕事ができない役の横尾渉(28)は「現役サラリーマンの方にも、僕たちが一生懸命演じている姿を見ていただけるとうれしい」と呼びかけた。
ほかに、女優・マイコ(29)、南沢奈央(24)、俳優・野間口徹(40)、志賀廣太郎(66)が出演する。