今井翼も感謝!青山劇場ありがとう

 タッキー&翼の今井翼(33)が22日、東京・青山劇場で主演ミュージカル「さよなら!~青山劇場~PLAYZONE30YEARS☆1232公演」の最終公演を行った。1月末で閉館となる、同劇場での最後の「PLAYZONE」公演。終演後には劇場前で、約5500人のファンとお別れのセレモニーを開き「達成感とお別れするさみしさがあります」と名残を惜しんだ。           

 30年間、毎年開催されてきた青山劇場での「PLAYZONE」。公演総数は1232回、観客動員は実に173万7450人に上った。1986年に少年隊主演でスタートし、10年から今井にバトンが受け継がれた伝統の公演が1つの節目を迎えた。

 終演後のセレモニーでは劇場の正面だけでなく、側方にもファンがあふれた。雨の後の冷え込みの中で待ち続けていた5500人に、今井は「ここには一言で言い表せない歴史が詰まっています。この6年はぼくの宝物になっていると思います」と熱弁。ファンとともに劇場に別れを告げた。

 公演でもラストには少年隊、TOKIOらこれまで「PLAY-」に出演したメンバーが次々と映像で登場し、「ありがとう、青山劇場」と感謝を伝えた。会場に訪れていた少年隊の東山紀之(48)と植草克秀(48)、TOKIOの山口達也(43)らは、最後はステージに登場。東山は「青山劇場は永遠にあると思ってました。ぼくらはここで青春を作ってきました」とさみしさを隠し切れなかった。

 今後、劇場は変わっても「PLAY-」は続く予定。今井は劇場でも、セレモニーでも「再会に向けての節目だと思っています」とファンに語りかけ、新たな舞台を作り上げることを約束した。

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