嵐・大野 上海個展にファン殺到
嵐のリーダー、大野智(34)が作ったオブジェやフィギュアなど約100点を展示した個展が9日、中国・上海の美術館で始まり、大勢のファンが詰め掛けた。大野の海外での個展は初。
上海のイベント会社が企画し、8日までに約2万4千枚の前売りチケットを販売する大反響。混乱を避けるため、1時間おきに200人ずつ入場させる入れ替え制にした。
自転車のチェーンなどさまざまな廃材を使って作ったロボットや、人の顔をかたどった樹脂粘土製のフィギュア、「タツノオトシゴ」と題された細密画など多彩な作品を展示。
5日に会場で展示品の最終的なチェックを行った大野は「上海の方々がどう見てくれるのか。どういうリアクションがあるのか。それが楽しみです」とのコメントを発表した。
上海の翻訳業の女性(25)は「大野さんは感性が豊かで発想が自由。作品の完成度が高く、素晴らしかった。楽しく見させていただいた」と、うれしそうに話した。
個展は29日まで。