ABC-Z戸塚、魅せるぜ男の色気
A.B.C-Zの戸塚祥太(29)が、劇作家・演出家の故つかこうへいさん作、少年隊・錦織一清(50)演出の舞台「寝盗られ宗介」(16年4月16~24日、大阪松竹座。5月24~29日、東京・新橋演舞場)に主演することが12日、分かった。妻を何度も駆け落ちさせる旅回り一座の座長・宗介役に挑む戸塚は、胸がはだけたセクシーショットを初披露。13日に29歳の誕生日を迎え、色気満載舞台の意気込みから結婚観まで赤裸々に語った。
戸塚は「寝盗られちゃうんだ!!」と衝撃を受けつつ、大人の色気をふりまく役柄に「やる気に満ちあふれています」と新境地を開拓すべく燃えている。
「寝盗られ宗介」はつか作品では珍しい人情喜劇。1980年の初演が話題を呼び、度々再演された。92年の映画化では故原田芳雄さんが宗介を演じた。
つかさん作、錦織演出の舞台には2013年の「熱海殺人事件」から「出発」「広島に原爆を落とす日」と毎年出演。第4弾に戸塚は「舞台上で大暴れさせていただきます」と誓い、錦織は「戸塚が男の色気に挑戦します。ご期待ください」と信頼を寄せる。
13日で20代ラストイヤーに入った戸塚は、大人の男を意識。「29歳は30歳へ向かう助走としてすごく大事。セクシーさも含めて、ちょっと大人な雰囲気をまとっていきたい」と意気込む。言葉通りの胸をはだけた妖艶な姿には「めちゃめちゃ恥ずかしかった。(雑誌)ananの表紙を狙える?準備はできています」と笑った。
結婚にも思いを巡らせる。「家庭を築くことができれば、また男が上がる。次の段階に行くには必要。(V6の)井ノ原(快彦)君がそう。息子には会いたい」と告白。「-宗介」をきっかけに“大人のとっつー”へと進化していく。